輸液・栄養製剤
経口摂取が不可能な場合において１、体液、水分バランスの補正、２、体液バランスの維持、３、栄養の補給、原疾患の治療を目的とする。
循環血液量と末梢組織循環の維持→pHの補正、電解質の補正→栄養の補給という手順を踏む。
１、体液、水分バランスの補正
1日の水分必要量は尿量＋不感蒸泄（皮膚、肺からの水分喪失）＋発汗＋その他水分喪失量から推定される。
２、体液バランスの維持
体液バランスの維持においては電解質、ナトリウム、カリウム、重炭酸イオンのバランスを特によく考える必要がある。
３、栄養の補給
適切な栄養補給は重要であるが特に入院患者においては多くが栄養不良であると考えられる。栄養の補充においては１、総エネルギー２、蛋白質、３、脂肪の摂取に特に留意する必要性がある。
輸液・栄養製剤
塩化ナトリウム製剤
カリウム製剤
カリウム・マグネシウム製剤
マグネシウム製剤
リン酸製剤
酸性化製剤
アシドーシス補正用製剤
ブドウ糖製剤
キシリトール製剤
マルトース製剤
アミノ酸輸液製剤
腎不全用アミノ酸輸液用製剤
肝不全用アミノ酸輸液用製剤
脂肪乳液
末梢静脈栄養用輸液製剤
ビタミンＢ１加末梢静脈栄養用輸液用製剤
水溶性ビタミン加末梢静脈栄養用輸液製剤
中心静脈栄養用基本液
小児用中心静脈栄養基本用液
中心静脈栄養用キット製剤（糖・電解質・アミノ酸配合）
中心静脈栄養用キット製剤（アミノ酸・ビタミン配合）
中心静脈栄養用キット製剤（糖・電解質・アミノ酸・ビタミン・微量元素配合）
中心静脈栄養用キット製剤（糖・電解質・アミノ酸・ビタミン・脂肪配合）
微量元素製剤
内服用配合電解質液
経口アミノ酸製剤
経腸栄養剤（成分栄養）
経腸栄養剤（消化態）
経腸栄養剤（半消化態）
経腸栄養剤（半消化態・半固形）
腎不全用経口アミノ酸製剤
肝不全用経腸栄養剤（成分栄養）
肝不全用経腸栄養剤（半消化態）
血漿増量薬
脳脊髄手術用洗浄漕流液
心筋保護薬