セロトニン拮抗薬
抗セロトニン作用を持つ薬には麦角アルカロイドであるリセルグ酸誘導体などがある その他抗ヒスタミン薬、ドパミン受容体遮断薬、α-blockerなどはセロトニンの作用に拮抗する セロトニンそのものは、末梢において消化器系、呼吸器系、心血管系、に中枢において運動系、知覚系、体温調節、睡眠、摂食行動、催吐作用、性行動、攻撃行動に影響を及ぼす なおセロトニンそのものは、BBB blood brain barrier を通過する事が出来ないのでその前駆体から生成される


善玉コレステロール
コレステロールのうちHDLと呼ばれるもの 脂質は血中において、リポタンパクの形で存在し、その比重の差異によってキロミクロン、キロミクロンレムナント、、VLDL,LDL,HDLに分けられる またその働きは大きく異なり 善玉コレステロール:HDLは、血液中のコレステロールを肝臓に回収しその値を下げる結果、動脈硬化などのリスクを低減する事が出来る

セカンドメッセンジャー
 薬物が作用する場合には大別して受容体を刺激するものアゴニストとブロックするものに分けられる 刺激する薬剤は剤形によらず細胞外からの作用を主とする 通常細胞膜などにその薬剤に対する受容体が存在しその受容体に対してアゴニストである薬剤が作用してその後の薬理作用を発揮する訳だが、その際の細胞外からの働きかけを一般にファースト・メッセンジャーと呼ぶそれに対して細胞内にその働きが伝えられてからのその後の2次的な作用に関わる物質をセカンド・メッセンジャーと呼ぶ つまり細胞外からの情報伝達物質をファースト・メッセンジャー、細胞内における情報伝達物質をセカンド・メッセンジャーと呼ぶ 例として挙げると細胞膜に存在する受容体つまりファースト・メッセンジャーの働きを受ける受容体にはα、β受容体が存在する
















医薬品用語集に戻る
   医薬品の話に