め
メタボリックシンドローム
内臓脂肪(腹腔内脂肪)蓄積
ウエスト周囲径(腹囲) 男性≧85cm
(内臓脂肪面積 男女とも≧100cm2に相当) 女性≧90cm
上記に加え以下のうちの2項目以上
高トリグリセライド(TG)血症 ≧150mg/dl
かつ/または
低HDLコレステロール(HDL-C)血症 <40mg/dl (男女とも)
収縮期血圧 ≧130mmHg
かつ/または
拡張期血圧 ≧85mmHg
空腹時血糖 ≧110mg/dl
(厚生労働省2005診断基準) 上記に示されているように内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、高脂質血漿のうち2つ以上を合併している状態 肥満は高脂血漿を引き起こす一番の原因となっている 血中内の脂質にはLDL(低比重リポ蛋白)とHDL(高比重リポ蛋白)がある そのうちLDLが人体に悪影響を及ぼす 反対にHDLは善玉コレステロールとも呼ばれ血中の脂質を減少させる側に働く
免疫抑制剤
免疫抑制薬の適応として以下のものが挙げられる 血管炎症候群、関節リウマチ(RA)、全身性エリテマトーデス(SLE)多発性筋炎、皮膚筋炎、ベーチェット病などの膠原病、ネフローゼ症候群などの腎疾患、潰瘍性大腸炎、クローン病などの腸疾患、慢性活動性肝炎などの肝疾患、、自己免疫性溶血性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、(ITP)再生不良性貧血などの血液疾患、乾癬、天疱瘡などの皮膚疾患、そして臓器移植後の拒絶反応んどである これらは大きく分けて2つに大別されるが自己免疫系統の過剰反応による疾患という点では一致している 代表的な免疫抑制薬として代謝拮抗薬:プリン代謝拮抗薬:アザチオプリン(イムラン、アザニン)ミゾリビン(プレディニン)ミコフェノール酸モフェチル(セルセプト)やピリミジン代謝拮抗薬であるレノフルノミド(アラバ)、葉酸拮抗薬であるメトトレキサート(メトトレキセート、リウマトレックス)、アルキル化薬としてシクロホスファミド(エンドキサン)、カルシニューリン阻害薬として、シクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル)、タクロリムス(プログラフ)、生物学的製剤としてムロモナブ-CD3(オルソクローンOKT3、バシリキシマブ(シムレクト)リツキシマブ(リツキサン)などがある 代謝拮抗薬や、アルキル化剤は免疫抑制の際に働くT細胞の増殖・分化において遺伝子レベルで作用し結果免疫反応を抑える、またカルシニューリン阻害薬はT細胞の特定の蛋白に結合し活性段階におけるカルシニューリンを阻害する結果T細胞の機能(免疫抑制機能)は抑制される これらの薬剤の中には抗ガン剤として用いられているものもあり副作用(感染症の合併、増悪、アルキル化剤では骨髄抑制、脱毛、肝障害、シクロホスファミドでは出血性膀胱炎、性腺機能不全、悪性腫瘍などの合併)には十分注意が必要である