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抗セロトニン薬
抗セロトニン作用を持つ薬には麦角アルカロイドであるリセルグ酸誘導体などがある その他抗ヒスタミン薬、ドパミン受容体遮断薬、α-blockerなどはセロトニンの作用に拮抗する セロトニンそのものは、末梢において消化器系、呼吸器系、心血管系、に中枢において運動系、知覚系、体温調節、睡眠、摂食行動、催吐作用、性行動、攻撃行動に影響を及ぼす なおセロトニンそのものは、BBB blood
brain barrier を通過する事が出来ないのでその前駆体から生成される
骨吸収
骨吸収は骨からカルシウムが体液側に移行する現象を指す つまり骨の形成と逆の作用を指す 骨吸収は、破骨細胞の働きによるが、骨の形成(骨形成)とのバランスが崩れこの作用が、過剰になると、(一般に30歳まではこのバランスが正常に保たれており、40歳以降、骨吸収のバランスが過剰になるとされている)骨粗鬆症のリスクが高まる 対応する薬剤としては、カルシトニン製剤、ビスホスホネート製剤、活性化ビタミンD3製剤、エストロゲン製剤、SERM、ビタミンK2製剤、カルシウム製剤などが挙げられる 骨粗鬆症治療時におけるカルシウムの摂取目標量は、800mg以上、ビタミンDは10〜30μg、ビタミンKは250〜300μgとされている